

祐天寺たけまさクリニック様がレセプト点検ソフトを導入されたのは、開院時にレセプト点検の業務負荷を減らすためでした。長剛正先生は、電子カルテに付随する機能ではなく、レセプト点検ソフトの導入を検討した理由について、「電子カルテにレセプト点検機能があることは知っていましたが、点検の機能が不十分で、専用のシステムを導入することにしました」と説明されます。
電子カルテにレセプト点検機能が備わっていることは周知のとおりですが、「Mighty Checker」のようなきめ細かなチェックは行っていないというのが現状です。
祐天寺たけまさクリニック様では、広範囲に渡り、詳細なチェックを行うことができるMighty Checkerも一つの人格として捉え、医師と事務長とMighty Checkerの“三者”が協力し合ってレセプト点検を実施するという体制を採っていらっしゃいます。
運用方法としては、患者様の診療のたびに、Mighty Checkerを使ってレセプトの内容を点検し、その都度、修正するというスタイルです。このため、月末・月初に集中するレセプト点検作業が大幅に軽減され、作業の平準化を図ることができたそうです。
その結果、毎月のレセプト点検作業は、約450枚を医師と事務長の2人体制で行っても、一人あたり2〜3時間程度で完了するようになったとのことです。さらに査定がゼロだった月が年に2回あったと、ご好評いただいています。
レセプト点検ソフトを導入した理由は、「減額査定を受けるレセプトの数が多く、その原因となる記載ミスを減らしたかった」ということです。 同院では、医師が処方した薬に適合した病名がレセプトに記載されていないことで、減額査定の対象になるケースが非常に多かったようです。社会保険診療報酬支払基金からも「医師によってレセプト病名がバラバラで記載内容がずさん」と指摘されるほど深刻な問題になっていました。特に2万枚に達する外来患者のレセプトで記載ミスが目立ちました。
そこで、レセプト請求時にすべてのレセプトを印刷し、医師やスタッフが何度もチェックする体制に改めましたが、今度はチェックに膨大な手間とコストが発生。医事課以外のスタッフの応援も頼んで総勢約30人をレセプトの点検に動員し、毎月1人当たり19時間近く残業する状態でした。 それでも、根本的な問題解決にはならず、減額査定の件数は年間で約320件、金額にして5,000万円に達する年もありました。
そうした実情を打開すべく2004年7月に「MightyChecker」を導入。 医事課の方で、警告一覧表を印刷し、担当医師に配布。医師は記載ミスの疑いのある部分を再確認し、必要に応じ電子カルテの記載内容を修正するという運用を行なっています。
これにより、仮レセプトを印刷し、人員を投入して点検する必要がなくなりました。また「MightyChecker」導入を契機に、レセプト病名の統一を徹底することで、記載漏れミスが減少し、年間減額査定は約6割の1,400万円の削減となりました。
減額査定防止はもちろん、点検業務は医事課のみで対応することができ、さらに残業時間も約6割減らすことができました。
また、従来は仮レセプト2万枚の印刷を毎月外注していましたが、導入後は、毎月86万円の外注費も節約することができました。